受付担当です。

右足のくるぶし完全脱臼のケガをしてからちょうど1年が経ったことに、昨日ふと気付きました。

自分が取り組んでいる級の一つ上の級、もしかしてワンチャン登れるんじゃ…?と調子に乗って登って普通に落下(しかもそんなに上ではない…)、ありゃ足首捻っちゃったかなと見ると足首から下が明後日の方向を向いていたという。写真撮ればよかったと思うほど見事な方向違い。

結果、1ヵ月ギプス+松葉杖生活、2ヵ月装具着用。MT車なので運転もできず、本当に不便でした。
全荷重+運動の許可が出て、リハビリがてら少しずつ登ろー…と思い始めたのが受傷から約3か月の頃。(その時の投稿
マットから足が離れるだけで怖いし、8級の課題ですら高さがとにかく恐ろしいし、右足にはまったく体重がかけられないし。
いやー…元々が初級レベルとはいえ、怖さの克服なども含めて初級レベルにすら戻れる気は全くしませんでした。

そしてそこから約9カ月。
まだ足首が緩い感じがして怖くてずっと外せなかったサポーターも、気が付けばもうこの2ヶ月くらいは付けずに登ることができています。
そこそこの高さから飛び降りることもちゃんとできるようになりました。
正座や横座り、胡坐をかいたりはまだちゃんとはできないですが、少なくとも「外れそう」とか「足首緩いな」みたいな感覚はほとんどなく、可動域が少し狭いだけくらいのところまでは来ました。
登る級的にも、まあまあ元近くまでは戻ってきたかな。

今まで大きなケガも病気もしたことない人生だったのでケガからの復活というものも初めて味わったのですが、病院からのリハは特になかったので日常生活とボルダリングがリハビリの全てでした。

片足に全体重をかける動き、足先のみに体重がかかる動き、限界まで手を伸ばしたり足を上げたり足首を曲げたりする動き、身体全体の筋力・体幹UPなど日常生活を超越した動きを自分の可能な範囲内で組み合わせながらできるボルダリングは、素人意見ながらけっこうケガのリハビリに向いているのではないでしょうか。
もちろんDr.の許可があって且つ再受傷しないように気を付ける必要はありますが。

ということで、ケガ等のリハビリを考えておられる方、ボルダリングもリハの一環として検討されてみては?(リハのプロはいないし自己責任にはなりますが)
登るのが初めての方も、難易度は易しいものからあります。
どんどんレベルアップ!というのはケガしていない状態の時よりかは難しくなるかもですが、他の人と比べる必要なくそれぞれのペース・それぞれのモチベーションで続けられるのがボルダリングの良いところ。
難易度の低いものを何種類かひたすら繰り返すだけでもけっこう良いリハビリになると思うのです。