ボルダリングは、スタートからゴールまで設定されたルートのホールド(石)だけを使って登っていきます。そのルートのことを「課題」といいます。
M’sCaveTRUNKでは、初めてボルダリングに挑戦される方から経験の長い方まで様々な難易度の課題を設定しています。

ボルダリングは、登れない課題を攻略に向けて試行錯誤することこそが楽しさの一つ。「最初は簡単に登れたのに登れなくなってきた。」というところでやめてしまうのはもったいない!実はそこが本当の楽しさのスタートです。ぜひいろんな課題に挑戦してみてくださいね。

課題は「壁の傾斜が緩い=易しい」というわけではありません。初級課題は緩傾斜の壁に集中してはいますが、前傾壁(スラブ壁)を苦手としている上級者の方もあるくらい、上級課題になるにつれ傾斜が緩いほど持ち難い・乗り難いホールドが付いていてバランスが必要とされるようになります。また傾斜が強いほど持ちやすいホールドが付いているし得意と言われる方もあります。ぜひいろんな壁の課題に挑戦してみてください。

※M’sCaveTRUNKの課題は8級からあり、基本的にはすべて足限定(手も足も課題のホールドだけを使う)です。

■初めての方は、まずはウォーミングアップやボルダリングに慣れる意味でも、テープ課題の8級から挑戦してみられることをおすすめします。主に傾斜の緩めの壁にセットしてあります。
テープ課題は毎年春に更新、1年間常設の課題です。

■7級になると、ジムの奥のほうの壁などにもセットしてあります。
8級や7級の初級課題を繰り返すことで高さやホールドの持ち感、足元、身体の使い方などにも慣れてきて、6級に向かうための身体の準備ができてきます。

■このころになったら、ぜひ「あいうえお課題」(難易度7~6級程度)にも挑戦してみてください。テープ課題と少し雰囲気が違い、大きなホールドがあったりして面白いと思います。
ホールドの色もバラバラで、オブザベーション(登る前に課題を観察して登り方のイメージトレーニングをすること)の練習にもなります。6級くらいで “壁” を感じているときにちょっとやってみるのもいいと思います。
あいうえお課題は3カ月程度で更新します。
※ハンデ戦のノートコンペ(無料)にも参加できます。詳細はこちら。

■5級に挑戦するようになってくると、「ABC課題」(難易度5~4級程度)にチャレンジできるようになってきます。5級や4級の壁で心折れそうな頃に、気分転換にもぜひ。3ヶ月ほどで更新します。
※ハンデ戦のノートコンペ(無料)にも参加できます。詳細はこちら。

■マンスリー課題は月替わりの課題。「スローパー」や「ダイナミック」「バランス」など毎月テーマがあり、課題は5級程度の1番からはじまり1級以上の15番まで、番号が進むにつれだんだんと難易度が上がっていきます。
1か月しか期間がないのと難易度も高いのとで、毎月突っ込んで打ち込める課題です。
※マンスリー課題を使ったハンデ戦のコンペ(有料)にも参加できます。参加ご希望の方はスタッフまで。

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