「ボルダリングは屈強な筋肉マンじゃないとできないかも」というイメージを持っておられる方も多いと思いますが、実際は全然筋肉の無さそうな子どもさんや細身の女性もたくさん続けておられます。むしろ筋肉は重量が重いので、ものすごくマッチョな方のほうが苦戦したりすることも。

「筋力・腕力」は確かにボルダリングの課題解決要素のひとつですが、「柔軟性」「体幹」「バランス力」「観察力」「思い切りの良さ」「高さへの耐性」など様々な要素があり、1人1人が自分の得意な要素をいかに活かして課題を攻略していくか、その過程こそがボルダリングの大きな楽しみのひとつです。
もちろん課題によっては圧倒的にフィジカルが必要なものもありますが、「いかに力を使わずに登るか」という要素もあるので、筋力が無いからできないということはありません。
なにより必要なのは「継続力」、でしょうか。登れなくてもくじけず、工夫をしながら挑戦し続ける力。

最初はほんの少し登っただけで腕がプルプルして体中が筋肉痛になったり、手に豆ができて痛くなったりしますが、だんだん慣れてきます。
体の使い方が分かってきて余分な力を抜けるようになってきて、必要な筋肉も少しずつ付いて、手の皮も少し厚く丈夫になって、いろいろと大丈夫になってきます。

まずは少し続けてみてください。
少しずつ登れる時間、登れる本数が増えてくると思います。


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