ボルダリングってどんなスポーツ?

ボルダリングってどんなスポーツ?

M’sCaveTRUNKは、競争ではなく自分のペースで「ボルダリング(ボルダー)」を楽しむボルダリング専用ジムです。
「やりたいな」という気持ちがあれば、いつでもドアを開けてみてください。
まずは見学だけでも大丈夫です。

いきなりの通常利用は不安…という方には、月に数回 大人の初心者体験会 を行っています。
ご参加、ぜひお待ちしています!

クライミングとは?

元々は山岳登山としての岩壁の登攀から派生した「クライミング」が、現代ではもっとスポーツ寄りになり「スポーツクライミング」が主流となってきています。
オリンピックなどで行われるスポーツクライミング競技には3つの種目があり、ボルダリング(ボルダー)はクライミングの中の一つです。

  • 「ボルダリング(ボルダー)」
    高さ約4~5mの壁に設定された複数のコースを制限時間内にいくつ登れるか競う
  • 「リード」
    体にロープを付けて高さ15m以上の壁のコースを制限時間内にどこまで登れるかを競う
  • 「スピード」
    高さ15mの壁を登る速さを2人で競う

ボルダリング(ボルダー)とは

高所で身ひとつで行うスポーツで常にケガや事故のリスクを伴いますが、危険性を十分理解してお互い気を配りながら登ることで、より安全に楽しむことができます。

単純に上に向かって登るのではなく、あらかじめ壁にホールド(石)を配置して設定された「課題」と呼ばれるコースを、スタートからゴール目指して登ります。
手足とも決められたホールドだけを使うことがルールですが、ホールドを使う手順や使い方などは自由。ゴールまでたどり着けばそれがその人にとっての正解です。

ホールドは持ちにくかったり乗りにくかったり、遠い位置などに付いていたりもします。
身長・手足の長さ・筋肉量・柔軟性・バランス力・思い切りの良さなど個々の特性を活かし、自分にとっての攻略法を身体と頭をフルに使い見つけ出すのが、ボルダリングを含むクライミングというスポーツの醍醐味です。

競技の時の制限時間ルールはジムで登るのにはありませんので、一つずつの課題にマイペースに取り組んでいただけます。
早登りやタイムを競うことは危険ですのでご遠慮ください。

イメージと少し違う?

カラフルな見た目から子ども向けのスポーツと思われることもありますが、元々は山岳登山の岩壁登攀技術トレーニングとして大人中心に広まったもの。
大人になってから始められる方が多いスポーツです。
屋内ジムなら準備や片付けが簡単で天候の心配も無く、競技や競争ではなく自分のペースで取り組めますので、生涯スポーツとして、若い方はもちろん40・50歳代からでも新たに始めやすいと思います。

「筋力が無いから私にはきっと無理」と思っている人も多いですが、実は重い筋肉の付いたマッチョな方のほうが案外苦戦したりも。
パワーの有る人は有る人なり、無い人は無い人なり。それぞれ自分の持っているものを活かして登ります。

アーバンスポーツの一つで「派手」「グループで賑やかに盛り上がる」というイメージをお持ちの方もあるかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。
1人でジムに来られる方のほうが圧倒的に多く、「地道」「コツコツ」「じっくり」という言葉がしっくりくるスポーツです。

継続=上達のスポーツ

「継続は力なり」をこれほど自身で体感しやすいスポーツもなかなか無いと思います。

継続して取り組むことで、どんなに運動が得意な方でもやがて必ず、その人にとって簡単に攻略できない「壁」の時期がやってきます。
そこで心折れてしまう方も多いのですが、実はそれがボルダリングの本当の楽しさの入り口。そこからがいよいよ本格始動です!

10年、20年経っても飽きずに続けている人がたくさんいるというのは、「登れない課題があるからこそ」。一つの課題に数カ月かけることもザラです。
諦めずにコツコツ取り組んでいると、不思議なことにいつか登れるようになる時がやってきます。
その時の「キタ!」という気持ち良い感覚を、一人でも多くの方に味わってほしいと思っています。