2028年夏のロサンゼルスパラリンピックで実施されることが決定したパラクライミング、日本は各カテゴリーでワールドチャンピオンを生んでいるパラクライミング強豪国です。
今年度のジャパンシリーズ第一戦が、本日2024年10月26日(土)予選・明日2024年10月27日(日)決勝の日程で倉吉市にある鳥取県立倉吉体育文化会館(倉吉スポーツクライミングセンター)で開催されます。世界で活躍している選手ももちろん参加予定です!
要項やリザルト等の詳細はこちら(大会公式掲示板)からご覧になれます。
動画配信はこちら(日本パラクライミング協会チャンネル)
タイムスケジュールに合わせて現地に行っていただければ観戦できます。
入場料無料です。ぜひ直接ご観戦ください!!
ちなみに当ジムオーナーはビレイ担当で現地に行っています。
昨日はなんと、M-RP3クラス日本代表でワールドカップ連勝の高野正選手がM’sCaveTRUNKに登りに来てくださいました!
世界で戦う凄い方なのに、そして大会前日なのに私やお客様ともとても気さくに話してくださって。パラ協会代表のコバさんしかり、パラの選手の皆さんみんな優しい…!
大会ではリード(トップロープ)ですが、ボルダーも当たり前に超強々。足に障害があるとのことでしたが、それをまったく感じさせないかっこ良さでした。
もちろん次のロスパラリンピックに照準を合わせているとのこと、鳥取から応援しています!!
パラクライミングの対象となるのは
・筋力障害
・受動的な関節可動域の障害
・手足の欠損
・脚の長さの違い
・低身長
・筋緊張亢進
・運動失調
・アテトーゼ
・視覚障害
(※一般社団法人日本パラクライミング協会HPより)
高さ約15mの壁に設定された課題を登ります。
トップロープ方式なこと、障がいの程度に応じたクラス分けをされること、視覚障がいカテゴリーではサイトガイドのサポートが可能なこと等を除けばその他のルールはほかの大会とほぼ同じ。
同じカテゴリーでも選手によって障がいのある部位や障がいの度合いが違います。選手たちは自分の持っている能力を最大限生かしながら登っていきます。
視覚障がいカテゴリーではサイトガイドとのコンビネーションも大切。
サイトガイドは、どうやって登るか動き方を指示するのではなく(動き方はあくまで登る人自身の選択)的確にホールドの情報を伝えることが重要です。ホールドの方向・距離・持ち感など視覚で得られる情報を登る人にいかに伝えるか。伝えるのに時間がかかると選手が疲れてしまうし、サイトガイド自身も事前に課題の情報が得られたりホールドを触ったりしているわけではないのでオブザベ能力も問われます。
当ジムでは2か月に一度「鳥モンキー」の活動が行われますが、サイトガイドって本当に本当に難しいです。
ぜひサイトガイドとのコンビにも注目してみてください。
ぜひたくさんの方に現地観戦していただけたらと思います!